鋼管定着工法「鋼管コッター工法®」は、「あと施工アンカー」に代わる工法として考案されました。
既存躯体と補強部との接合部に、鋼管を定着させる工法で、かぶりコンクリート部分に円形の溝を削孔し鋼管を挿入して樹脂接着で固定します。
削孔深さが浅いのでSRC造建物の内蔵鉄骨に干渉することがなく、あと施工アンカーと比較して1箇所当りの耐力が大きいため施工本数を大幅に減らすことが可能となり、施工能率が上がることで工期の短縮が可能となります。
(一財)日本建築総合試験所 建築技術性能証明GBRC 03-04号改6
鋼管コッター工法®を使用した耐震補強は6種類の工法について性能証明を取得しています。
①RC耐震壁
②枠付鉄骨ブレース
③外付鉄骨ブレース
④RMブロック耐震壁
⑤UFCブロック耐震壁
⑥制震ブレース(アドバンス制震システム)
それぞれが既存躯体と補強部材の接合部に鋼管コッターを使用した補強工法となります。
既存躯体側に施工する標準の削孔深さは30㎜。鉄筋や鉄骨(SRC造の場合)への干渉など躯体への影響や削溝回数、削溝時間の軽減、騒音、振動、粉塵なども低減できます。
病院・商業施設・学校などの耐震補強工事でも採用実績が豊富な、低騒音・低振動・低粉塵での施工が可能な工法です。
普及ならびに技術の向上を図ることを目的として「鋼管コッター工法研究会」を設立しています。
設計に採用(図面作成)していただくためには、鋼管コッター工法研究会の賛助会員である必要があります。賛助会員として入会いただき設計講習を受講していただくか賛助会員に図面作成を依頼していただく必要があります。
施工については、正会員(総合工事会社・専門工事会社)へご依頼ください。
詳細は、鋼管コッター工法研究会へお問い合わせください。
【事務局】
千代田建工株式会社内
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