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CASシステム

溶接スタッド鉄筋工法「CASシステム」とは?

CASシステムは、Core Anchor Stud Systemの略で「キャスシステム」と読みます。
SRC造建物の耐震補強工事で、コンクリートかぶり厚さが薄いため埋込深さが足りず、あと施工アンカーが採用できない場合の代替工法です。
コア穿孔して露出させた鉄骨に直接スタッド溶接し専用の充填材をコアに充填して作業は完了します。
スタッド溶接は、D16の全方向、D19の全方向(通常は施工できない横向き、上向きも施工可能)、D22の下向き施工が可能です。

(一財)日本建築総合試験所 GBRC性能証明14-16取得。
(NPO)耐震総合安全機構(JASO) 推奨工法



溶接スタッド鉄筋工法「CASシステム」概要

コア穿孔(上向き)

コア穿孔(下向き)

スタッド溶接

CASモル充填

1.かぶりコンクリート部分をコアドリルを使用しコア抜きします。D16・D19はΦ52㎜,D22はΦ65㎜で穿孔します
2.露出した鉄骨面を研磨し黒皮や錆を取り除きます。
3.鉄骨に直接スタッド溶接をします。溶接機や大容量の電源が必要になります。
4.コア孔内を清掃します。スタッド溶接時の副資材(フェルール)等を除去します。
5.コア孔内へ専用の充填剤CASモル(無機系カートリッジ式)を充填して作業は終了します。
かぶりコンクリートをはつり取る従来工法と比べ産廃も少なく工期も短縮できるうえ低騒音・低振動・低粉塵での施工が可能な環境にやさしい工法です。

CASシステム研究会

CASシステムの普及を促進するため、「CASシステム研究会」を立ち上げています。
CASシステムの設計及び施工は、原則としてCASシステム研究会の会員が行います。
設計に必要な設計施工指針などの資料は、CASシステム研究会会員で、研究会が行う設計講習を受講した設計者に配布しています。
施工は、CASシステム研究会会員で、施工講習を受講した作業員が行います。
研究会への入会・設計講習など詳細は研究会事務局までお問い合わせください。

【事務局】
株式会社エフアイティー内
TEL:03-5637-7002

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